とある得意先との極秘の打ち合わせ。
先方は、部長と次長の2名でウチに来られた。
当方は、本社のある戦略グループの室長と僕。
勿論、ある戦略とは僕の仕事分野だ。
そして、室長と僕とは、
実は昔、別の仕事で一緒に仕事をしていた間柄だ。
2時間程の会議の後、
先方の希望で夜の食事をご一緒した。
会議も食事もいい雰囲気で終わったが、
内容は課題山積だった。
丁重にお礼を云って先方と別れた後、
室長の方から、訊いてきた。
室長「世界くん(仮)は、どこにとまるの?」
僕「人形町に宿をとっているんですが。。。」
室長「じゃあ、浜町まで出ようか。」
僕「人形町に宿をとっているんですが。。。」
室長「じゃあ、浜町まで出ようか。」
室長の家も同じ方面とあって、
近くまで案内してくれるようだった。
地下鉄浜町の駅を降りると、
人形町まで二人で歩くこととなった。
室長「どうして僕なんだろうね。」
室長は、この4月にこの分野に抜擢されたばかりで、
自分自身その理由が、未だ納得できていないようだった。
僕「室長が前に作られた資料見ましたよ。
すごく的を得ていたから(評価されたん)じゃないんですか。」
すごく的を得ていたから(評価されたん)じゃないんですか。」
僕は、心から本当にそう想っていたが、
同時に、それとは全く別のことも想っていた。
僕「(本当は、僕が呼んでしまったのかも知れないなぁ)」
<<後編に続く>>







