何となく「谷村有美」が聴きたくなった。
デビュー当時は、シンガー半分、アイドル半分って感じがあったが、
身を削りながら創作活動に充てていたような気もする後期の作品群は、
十年以上たった今も、40代になった僕にも十分聴かせてくれる。
アルバム「Docile (ドシル)」は、
その転機と なった作品のような気がする。
「ありふれた朝」
その時、幸せだと告白したであろう彼女は、
その後、苦難の道を経て、
そして、今の幸せに辿りつく。
今、僕の胸に届くのは、
ささやかな幸せははかなく、それゆえ傷つきやすいと云うこと。
そして今、僕に突きつけられているものは、
そのはかなさを美しい花に例え慈しむか、
踏まれててもたくましく生きる雑草を尊ぶか、
その踏み絵だ。
家族でいつものように鍋を食べて、
いつものようにブログを書くこのありふれた夜に、
一生懸命考僕が考えるべき生き方のことだ。
2007年11月25日
ありふれた夜
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