昨日。得意先に向かう途中。
路地裏を歩いていると、
不意に声を掛けられた。
「ご主人さん。ちょっとすんまへん。」
80歳くらいだろうか、
向こうから歩いてきた小さい婆さんからだ。
婆さん「えろうすいませんが、このお茶あけてくれまへんでっしゃろか。」
見ると手にはペットボトルのお茶。
僕「あぁ、いいですよ。固いですもんね、コレ。」
持っていたカバンを股間に挟み、両手でキャップをひねって、
返してあげる。
婆さん「おおきに、おおきに、助かりました。」
確かにペットボトルのキャップは固いものがある。
大の大人でも、空けることに苦労する。
子供も幼稚園児では空けられない子が多いのでは。
今回のように、おそらく普段の生活は不自由しないような、
元気な高齢者でもあけられなかったすることは、
世の中全体では結構多いのだろう。
この些細な出来事は、僕に2つのことを想わせた。
ひとつは、飲料メーカーたるものこれからの高齢化社会、
もっと使用者の利便性(ユーザビリティと云います。)考えて、
ユニバーサルデザインを推進していくべき、ということ。
もうひとつは、とは云うものの、
見知らぬ人にでも気軽に声を掛けて助けてもらえる、
そういう世の中になること方が、
本当はもっともっと大事かもしれないということでした。
2007年12月11日
婆さんのお茶
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